浸出水処理施設
管理型処分場に雨が降ると埋立地内部に水が溜まります。その浸出水をすみやかに処理し、安全な水に処理する施設が浸出水処理施設です。1日に最大130立方メートルの処理能力があります。また、処理された水は中間処理施設で再利用され余剰水は海域へ放流します。- 1.流量調整設備
浸出水の水量や水質は降雨等により日々変動します。安定した処理を行うために一時的に貯めておく設備が調整槽です。最大1万6,500立方メートルの貯水が可能です。
- 2.カルシウム除去設備
配管内にカルシウムが付着するのを防ぐために炭酸ソーダや凝集剤を加えます。
- 3.生物処理設備
浸出水に含まれる汚濁物質(B0D)と窒素成分を微生物の力を借りて分解除去します。効率良く分解するために微生物の栄養源としてリン酸とメタノールを注入します。
- 4.凝集沈殿処理設備
生物処理を行った処理水に凝集剤を加えて、浮遊物質を沈めます。 - 5.汚泥処理設備
カルシウム除去設備、生物処理設備、凝集沈殿処理設備で発生した汚泥を濃縮後、脱水処理を行い固形として分離します。発生した固形物は定期的に搬出され、脱水した水分は、調整槽に戻されます。 - 6.高度処理設備・生物処理
凝集沈殿処理後の水に残っている溶解性有機物質や水銀などの重金属を吸着分離します。さらに、電気透析により塩分を分離濃縮して、塩類を取り除きます。
- 7.消毒放流設備
高度処理を終えた処理水は、紫外線で消毒処理をし、中間処理施設で再利用します。余った処理水のみが放流されます。